少年少女12人の冒険活劇『ワールズエンドクラブ』
今回はトゥーキョーゲームスとグランディングが開発、イザナギゲームズより発売のアクションアドベンチャーゲーム『ワールズエンドクラブ』のクリア後感想&レビュー的な何かです
この記事はPV及び体験版と同程度のネタバレを含みます
それすら嫌な人はこんな記事見ずに体験版しなさい
前置き(?)
そもそもトーキョーゲームスってどこ?って話なのだが、『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛さんとか『ZERO ESCAPE』シリーズの打越鋼太郎さんが立ち上げたとこです
…ちなみに、ワールズエンドクラブにも緒方恵美さんが出演してたりします
序盤の流れ
レビューと感想の前に、序盤の流れを紹介しよう
ゲームを始めると、こんな画面から
実はこのゲーム、元はApple Arcadeというサブスクで遊べたゲームで、そっちでプレイしてた人用のスキップ機能と、体験版で遊べた部分のスキップ機能がある
というのも、Apple Arcadeの時完結してないからね…
まあApple Arcade版もアプデ入ったので、そっち遊んでた人は金落とす以外の意味でSwitch版買う意味そんな無いんじゃない?
多分操作性はSwitchのがいいけど
つっても気安くスキップできるわけではなく、ワールズエンドクラブクイズに正解しないとダメです
遊んでたのに正解出来なかったならまあ復習兼ねて改めて最初からやれば良いんじゃない?
一応クリア後にクイズやってみたけどまあ普通に答えられる難易度でしたよ
あと今回、収集要素が追加されてるので、そういう意味でも最初からやるのはアリです
僕も体験版やってたけどそれのために最初からやったよ
というわけで改めてゲームをスタート
物語の始まりはこんな映像から
(これの前にちょっと操作チュートリアルを兼ねたシーンあるけどまあそこは省くね)
謎の存在「ピエロピ」に告げられる、デスゲーム…
…っていう映画を観てたんだとさ
彼らガンバレ組は、東京から修学旅行で鎌倉に向かう真っ最中
そのバスの中で先程の観ていたらしい…小学生にデスゲームものの映画見せる担任おる???
僕はトムジェリかなんかだったよバス内映画…
案の定ガンバレ組のみんなもあんま映画楽しんでなさそうなんだけども、バスは進む…
と、その時
突如飛来する謎の隕石、そして彼らは意識を失う
目を覚ますと、そこは知らない場所
さらに、彼らの腕には謎の腕輪
そしてなんと、そこにはあの映画のキャラクター、ピエロピが現れる
謎の腕輪、ピエロピの登場、つまり…?
デスゲームのルールは簡単、各々自分に課されたノルマをこなすこと
ただし、自分のノルマは”他人の腕輪”に表示される
そして敗者は…
11人は、デスゲームを繰り広げる
時には他のメンバーと手を組むことも
そうしてどんどん減っていくガンバレ組のメンバー達…
(ちょっと寄り道、涙目なピエロピかわいいね。)
ピエロピ、CVは釘宮理恵さんなのです
かわいいよ
さておき、進行していくデスゲーム
ガンバレ組が最後の一人になるまで…
と、思いきや
突然のデスゲーム中止宣言
そう、このゲームは実は、デスゲームをするゲームではないのだ
デスゲームの会場を抜け出すと、そこは…
東京から鎌倉に向かっていたはずが、なんとそこは鹿児島!
東京からは直線距離1200kmもあるが…
しかも、何やら様子がおかしい
植物はやたらと生い茂っているし、人も全然見当たらない
当然電車やタクシーを運転してる人も居ないので、万事休す…と思いきや
なんとガンバレ組は歩いて東京を目指すことを決意!
そう、このゲームは『少年少女が協力して1200kmを旅し、東京を目指す』ゲームなのである!
しかし、それは簡単なことではない
時には、11人の意見が分かれることも…
主人公であるれいちょがどちらを選ぶのか、それはプレイヤーに託される
(最終的に選ばなかった選択肢のルートも遊べるようになるので安心)
さらには、道中彼らを謎の怪物たちが襲う
そんな中で、彼らガンバレ組に不思議な力が目覚めていく
例えば、主人公であるれいちょは、ある程度重いものでも凄まじいスピードとパワーで投擲ができる
メンバーの一人、チュー子は、なんと口から火を吐けるように!!
そんな能力を駆使し、彼らは東京を目指す
時にはケンカし、時には笑いあい…
キャンプをしたり
こんな話もしちゃったり
(この自転車マジで何…?)
果たして彼らは、東京にたどり着けるのか…!?
え、12人居る?それについてはゲームを遊んでキミの目で確かめよう!!
https://twitter.com/_take_oekaki/status/1397755935183884291?s=09
(余談なんだけど、実はガンバレ組は十二支モチーフだったりする。ストーリーに関わってきたりは全然しない。)
レビューと感想
ではここからはレビューや感想
まあネタバレは抑えめで喋るよ
ストーリーはかなりいいです
正直終盤滅茶苦茶泣いてましたね(まあ、好みに合致したのもあると思いますが)
ただし、デスゲームのドロドロをお求めなら満足はできないでしょうね
どっちかというと青春物語、かな…
コメディ寄りのシーンは僕は好きだけど好み分かれるかもな?
キャラクターも良かったです
最初は「この子は正直あんまり…」って子も居たのですが、遊んでると最終的にみんな大好きになりました
12人目も一人だけ途中参加なので感情移入できるかなあと思ってましたがめちゃくちゃ好きになりました
一番好きなのは…パイちゃんかなあ
見た目も好き
すげえふにふにしてそう
あとまあ株を上げたってのだとたっつんだろうか
序盤は普通に特オタ真面目マンって感じで特に好きでも無かったのだけれど、途中のとあるイベントで一気に好きになりましたね
ただまあ、アクション部分は正直うーん…といった感じか
(難易度はイージーとノーマルがあり、僕はノーマルでプレイ)
まあコンティニュー爆速なのはいいことなので一部のゲームには見習ってほしいのだが(さすがに『Helltaker』の超爆速コンティニューには敵わんけども…)
なんというか、中途半端というか
やるべきことはすぐわかるのに操作性と判定の問題で死んでいく…
まあSwitchなのでこれでもApple Arcadeでやるよりはマシなんだろうな…
スマホでアクションゲームをすることの難しさは最早語るまでもないだろう
でまあ、謎解きは正直手応えないですね
いくつか適当にやってたらなんとかなっちゃったのもある
あと追加要素のシール収集も普通にやってりゃ全部集まる簡単さなのが悲しい
まあステージはApple Arcadeの時と変わらんのに無理やりシール配置してるので…
追加ステージのシールは多少手応えあるやつもあるよ
声優さんは豪華だと思うし、キャラと声も合ってると思う
サブキャラ含めね
ただ、れいちょが基本喋らんので上田麗奈さんの声はあんま聞けず、そこは勿体無いですかね
あとクリア後要素とかは別にない
シール取りそこねてたら回収するくらい?
総括
とまあ色々書きましたが、最終的には
僕個人的には神ゲー!!ただしたまにうーん…な部分もあり
ストーリーだけで約5000円払った価値はあったな、という感じですね
是非遊んでみて欲しいですね、まずは体験版だけでも
ではまた!